2022.02.13
歯磨剤に加えてフッ化物をホームケアで使われていますか?②
こんにちは!上本町ヒルズ歯科クリニック
院長の永井です。
フッ化物についてお伝えします。
前編にご紹介した【高濃度フッ素】は使われていますか?
今回は後編として、タイトル通り
歯磨剤にプラスして使って頂きたいアイテムをご紹介します。
フッ素洗口液
コロナ禍で「うがい」を今まで以上にするようになり、
うがい薬への関心も高まっています。
診察前には、来院者の皆様にイソジンで
うがいをして頂いていますが、
虫歯予防には、フッ素洗口液が有効です。
日本人はデンタルリンスが好きな文化があるようで、
様々な商品が販売されていますが、
昔から多くの虫歯予防のエビデンスがあるのはフッ素洗口液です。
従来は歯科医院でのみの販売になっていましたが、
最近は市販でもわずかに販売されています。
しかし、歯科医院で販売されているものはとても安価です。
1ヶ月分が100円(子ども)です。成人でも200円です。
専用容器に水道水を入れ、粉を溶かすタイプで
冷蔵庫での保管が必要です。
また、30秒間ブクブクした後30分間は飲食禁止
という他のうがい薬とは異なる特徴があります。
上本町ヒルズ歯科クリニックでは、
昨夏から更にお薦めするようになり、
一番人気の商品でリピーターも多いです。
上本町ヒルズ歯科クリニックの
歯科衛生士もホームケアで使っています。
虫歯になりやすい歯と歯の間や、詰め物と歯の隙間、
矯正器具で磨きにくい所もフッ素洗口液で予防できます。
虫歯予防のためのフッ化物の使い方
いかがでしたか?
高濃度フッ素配合歯磨剤を1日3回たっぷり使用し、
その後のうがいは少量洗口。
加えてフッ素洗口液で1日2回30秒うがいを行った後、
30分間飲食しない。
まずはここから始めてみましょう。